OBOGの声~自分の頭で考え、発言する大切さ2~

前回に引き続き、まっくろくろすけOGの渥美藍さんの著書『ありのままの自分で』より抜粋してお届けします。まっくろくろすけに入学したてのころに感じていたことを振り返ってまとめてくれています。


次に、まっくろくろすけでは何事も話し合いで決めるということが驚きでした。

私はまっくろくろすけに入るまで、自分の意見を持つことの大切さを考えたこともありませんでした。

なぜなら、小学校や中学校では先生の言うことに従っていればよかったからです。

むしろ、自分の意見など発表してはいけない雰囲気だったので、

意見を持つ方がつらく、意見を言うこと自体、恐怖でした。

人の顔色をうかがうばかりで、先生の言うことをただ聞いているしかありませんでした。

まっくろくろすけでは、その真逆でしょっちゅう自分の意見や考えを求められました。最初は、、、(3につづく)


今日は姫路で「だれひとり取り残さない・こどもまんなか社会をめざして」という講演会・シンポジウムがありました。その中で、子どもの権利条約にある「意見表明権」が大切だというお話がありました。こどもたちが自分の意見を表明することを守る環境を整えることの重要性を改めて強く考えさせられました。

渥美さんもゲストとして登壇してくれました。まっくろくろすけに出会って感じたことは、「ここに私の居場所があってよかった」。一人ひとりの子どもたちがそのように思える場所に出会い、学び、幸せに成長していくことを願うばかりです。

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