鳥の目をもつ〜俯瞰して物事を捉える〜
19日は天外司朗さんの「教育を深掘りするフォーラム2025」をまっくろくろすけにお迎えしました。
デモクラティックスクール(サドベリースクール)の実践説明と実際に通っている子ども、そして卒業生との対話を通じて、新しい教育について天外さんとともに受講生同士も意見を交わしました。
人と人が過ごす中で、意見や感情がぶつかることはよくあります。そんな時に自分の立場だけでなく、相手の立場や気持ちを考えることが相手の尊重ともなります。日常生活でも経験していることです。
それに加えて、デモクラティックスクールでは自分たちのスクールを運営していく中で、学校というコミュニティ自体を自分事と捉えていく姿勢が育っていきます。その中で、自分視点と相手の視点だけでなく、コミュニティ全体としてはどうなのかを考えることが出てきます。その体験がたくさんできる場所といえるかもしれません。
入学したての意識は他の学校や習い事と同じで、単に通っている生徒という意識かもしれません。そこから、コミュニティ自治の暮らしの中で、自分たちがコミュニティのことを決めるさいにすべてにおいて対等な存在であることが実感されていきます。そして、そのコミュニティが好き!
だからこそ、自分の意見や感情のいう視点だけにこだわる、自分が勝とうとするところから、人間的な器が広がっていくのではないでしょうか。
そして、さらに両者の視点からだけでなく、俯瞰して物事をみることにも進んでいく…
天外さんからメタ認知の話を受け、参加した子どもたちも関心を深めていました。(つづく)
貴重な機会をいただいて、天外司朗さん、天外塾のみなさん、参加者の皆さん、ありがとうございましたを