OBOGの声 異年齢の中で気づくこと2
「異年齢の中で気づくこと」つづき。
まっくろくろすけでは、一日中ゲームをしている子がいたり、バスケや鬼ごっこなど外で遊んでいる子がいたりと、みんな思い思いに過ごしています。ゲームが好きな子にすすめられてスマホのゲームをしてみたり、自分が普段やらないようなことにも挑戦で来て、そこから視野が広がったりもしました。
たわいもない会話をしているときも同じです。日常会話の中でも「この人はこういうことを考えているんだな」とわかり、みんなと話すのがとても楽しかったです。
掃除の時間でも自分が掃除の仕方を教える立場になったときに、気兼ねなくみんなが聞いてくれるのがうれしかったし、自分が教えてもらう立場になったときに「年下に教えてもらうのは恥ずかしい」などといった感情は一切ありませんでした。
それを含め、何事に関しても頼ったり頼られたりという関係性がとても心地よく感じられました。仲良くなった子にお誕生日会に誘われたりなど、まっくろくろすけに通わない日も遊ぶことが多くなり、友達が増えてうれしかったです。
今では、何事においても年の差など関係ないと思っています。その人がどう思っているかを大事にしたいと思いました。
渥美藍さんの本『ありのままの自分で』より抜粋