実地研修で何が学べる？～研修を受けた方の声③～

まっくろくろすけでは、今週6月の実地研修がありました。

三重県から、新しいスクールを立ち上げようとされている方が参加されました。
一週間を通して、子どもたちの動きや大人のかかわりをじっくり見てもらったり、掃除やミーティングを体験していただいたりして、ご自身のスクールへのイメージが膨らんだとおっしゃっていました。

今回も、これまでの研修生の方の感想を一部ご紹介します。
昨年、千葉県からお越しの学童クラブを運営されている方の感想です。

感想ですが、とても学び多かったです。疑問が解けました。

ルールについて、途中から入った子には普通の校則と変わらないのでは？と思っていましたが、常時千変万化していることが、そうではないにつながっているのだと分かりました。ゆえに縛り感もないのだと。

誰も何もしてくれないからと能天気ではいられないのでは？という懸念も、小学生年齢の子たちは十分能天気でしたし、それがしっかりした子にいずれはなるのだと理解できたので、子ども時代の能天気が生きて、ある時から人生の当事者との意識につながり、ああなっていくのだなと思えました。デモクラティックであること自体が学びの根幹なのだなと。

まっくろを出た子たちのインタビューの本を読み切ったのも大きかったです。やはり同調圧力と議論ができずやっかんでばかりの一般日本人との間での軋轢に苦しんでいる様子が、私の生きてきた道と重なるような気がしました。やはり日本社会全体の雰囲気を変える人材が多く輩出されるようにしたいです。

実は、学童クラブの3時までの空き時間をサドベリー的なフリースペースにしたいと思っているのですが、完全にサドベリーにはなりえないのでどうしようかなと悩み中です。今後もつながって学ばせてください。

7月の実地研修は、22日（月）～25日（木）まで開催予定です。まだ定員に空きがあります。
上記日程が難しい場合は個別に日程を組むことも可能ですので、ぜひお気軽にお問合せください。

研修生の方とお話させていただく中で新たな気づきや発見がたくさんあります。
たくさんの新しい仲間にお会いできるのを楽しみにしています。

Follow me!