実地研修で何が学べる?~研修を受けた方の声②~
まっくろくろすけでは、実際にスクールを体験しながら学ぶことができる実地研修を行っています。
これまでに研修に参加された方の声を紹介していくシリーズ、第二弾。
今回は大学院生の参加者の方の声をご紹介します。
4日間の研修を通じて多くのことを学びましたが、その中でも子どもたちがそのままの自分・ありのままの自分でいること、お互いを尊重し合って自分らしく生きることが当たり前であることにとても感動したことが一番大きかったです。これはスタッフやメンバー、卒業生のお話の中だけでなく、メンバーの日々の様子を見たことや、一緒におしゃべりしたり、遊んだりしたことからも理解できたものでした。
また、4日間のうち後半2日間はメンバーが遊びに誘ってくれたこともあり、一緒に過ごす時間が多かったのですが、子ども時代の自分に戻って思いっきり遊びやおしゃべりを楽しむことができたことに驚きました。
私個人の話になってしまいますが、子どもの頃、公教育の環境に合わず本来の自分を出せずにいた期間が長かったです。それこそ子ども時代の楽しかった出来事を思い出すのが難しいと思うほど。しかし、まっくろの子どもたちと一緒に過ごすうちに、当時自分の中で押さえつけられていた子どもの自分が目を覚まし、心から楽しいと思える時間を過ごすことができました。まっくろのメンバーにとても感謝しています。楽しくて楽しくてあんなに笑ったのは初めてかもしれません。私に遊びの楽しさを教えてくれて本当にありがとう。
遊んだりおしゃべりしたときに、自分と他者は違った存在であり考えも多様であることが前提での意見交換や交渉が年齢にかかわらず当たり前に行われていたことに驚きました。
自分と違った意見や初めて知ることなどに対して否定せず「そうなんだ!」と受け止め、それと自分の考えや思いを踏まえた上での交渉などが行われていることを体感し、これが当たり前に行えているメンバーを心から尊敬する気持ちがあるとともに(多くの大人にとってこれを行うことはとても難しいので)、自分らしくいることが当たり前の環境であるからこそこのような力が自然と身につくのか、と考えました。頼まれていた仕事を忘れていたメンバーにそれを伝えるという場面でも、とても穏やかに交渉などが終わったことも印象的でした。
全体の学びを通じて、、、(次回へつづく)
【まっくろくろすけ実地研修のお知らせ】
◆6月17日(月)~20日(木)
◆7月22日(月)~25日(木)
ご希望により上記以外の日程もご相談受けつけていますので、お気軽に(makkuro.info@gamil.com)までご連絡ください。