コロナで休校 お金のこと1
年度が替わる前の3月から、まっくろでは新型コロナウィルスへの対策と休校について話し合ってきました。
3月は感染拡大しないように対策しながら通常開校をしていましたが、自主的にお休みをしていた子たちもいました。
そして春休みに入り、4月新年度が始まりましたが一週間で緊急事態宣言が出されました。
再び全員での話し合いがもたれました。
すでにかなりの子が自主的にお休みをしていて、まっくろにいる子とオンラインでつながっての話し合いでした。
この時は政府による正式な「緊急事態宣言」であることが重く受けとめられていました。
休校要請に協力するというよりももっと積極的に、感染拡大防止のために外出自粛をする、そのためにまっくろを休校することが決まりました。今 休校した分は、まっくろが再開したら金曜日を開けたり、夏休みを減らして開けて、ともかく今はみんなで協力して外出自粛しようと。
ただし気分転換に来られるように申し込み制でまっくろを特別開校することも決まりました。特別な場として開校することに対して、一部の人のために人件費が使われるのは不公平だという意見もありました。
それで特別開校の時の人件費は、総会で決めていたスタッフ給料を確認し、そのうちイベント・残業代が当てられることになりました。それなら人件費を余分に使うことにはならないとみんなが納得して決まりました。
自分たちのスクールを休校するのか開けるのか、そして開けるとしたらかかってくる必要経費についてもどのように使うのかみんなで話し合って決める、デモクラティックスクールならではの話し合いでした。