台湾からの留学生
2週間、台湾のホームスクーラー3名が参加。
友達もできて、「ずっと通いたい」「ここが理想の学校!!」と
3人ともとても満足して体験を終えていました。
最後の日に親同士のお茶会で聞いたおかあさんたちの感想をお伝えします。
「台湾の学校教育は競争重視で、好奇心を大切にすることができない。
それでホームスクーラーを選んだ」
という2家庭。
*デモクラティックスクールこそが社会にでていくための準備ができる学校
「学校は家庭と社会の間にあるものだと思う。
台湾の普通の学校は従う時間が多く、大人になって社会人になるための体験が積める部分が少なすぎる。
大人になったら、従っているだけでは生活も仕事も十分にできない。
普段の暮らしもそうだし、国というものもよくできない。
まっくろこそ、家庭と社会をつなぐ経験ができるところ、「学校」だと思った。
子ども達は最初の1週間は自分がしたいことを言い出すことができなかった。
「ガラスワーク」や「さをり織」など1日目の施設案内できいて、したがっているのに、しない。
「どうしてしなかったの?」と聞くと、
「スタッフが声をかけてくれなかった。」と。
説明しても、自分から言い出して、手伝ってもらうということが理解できなかった。
実際の経験が不足していた。
2週間目、ミーティングでしたいことを伝えて、手伝ってほしいと言えるようになった。
そして、友達とも遊ぶが、スタッフに教えてもらって挑戦することもしだした。
とても喜んでいた。
社会にでたら、自分がどうするか考えて行動したり、自分から切り出して手伝ってもらったり、一緒にすることが
たくさんいる。
自分が何をしたいか、それをするにはどうしたらいいか、必要ならサポート求める
親でない人にそれをしていくという経験ができた。
それがとてもよかった。
*独立心が育った
台湾ではホームスクーラーなので、親子で出かけるのが多い。
いつも送り迎えなどしていた。
まっくろに宿泊していたところから電車で通っていたが、
1週間目のおわりに
「来週から自分たちだけで行きたい!!」と言うようになった。
こんなことは初めて。
電車で通っているまっくろの子どもたちと子ども同士だけで通いたくなったよう。
まっくろの子どもたちの自分で行動する、独立心から影響を受けたのだと思う。
親から離れて、友達から学ぶこと、
短期間だったが、「学校」を体験できてとてもよかった。
本当に来てよかった。
まっくろのみなさん、ありがとうございました。
・・・とのことでした。
スタッフ 黒田