他者と対話する力2

研修を受けた方の声を紹介していくシリーズ。今年2月に2回目の実地研修を受けてくれた藤原美里さんの感想を紹介しています。今回は、「他者と対話する力2」。ミーティングに参加しない人がいてもいいと言う卒業生の言葉が印象に残ったという藤原さん。そこから感じたこと、考えたこととは…


「興味や理解度など人によって異なる」
「参加しないことも一つの意思表明」
という考えを持っていることが本当に素敵だと思いましたし、多くの人、特に教育に関わる人がそのことに気づく必要があることなのではないかと思いました。

また、こうした考えを持つことができるのは、まっくろには「強制」が全くないことや、「〜すべき」という思考が非常に少ない環境をまっくろに関わる人たちみんなで維持しているからではないかと思いました。

また、まっくろでは対話の機会も多いため、自分の考えを相手に伝えることや、相手の声に耳を傾け理解しようとする力、自他ともに尊重しながら新しいアイデアを出したり解決に向けて行動したりする力などを自分で育てることができる環境でもあると思いました。

特に、まっくろで話し合われる内容は全てオープンになっているため、みんなで話し合ってより良い方向に進めるようにする意識は、潜在的に芽生えているのかなと思いました。(裁判の記録を見たのですが、積極的に参加している人が多い印象でした。)

まっくろのみんなが日常的に行っている対話は、大人でも滅多にできないものだと思います。私は、まっくろのメンバーのことを心から尊敬します。

(続く)


いろいろな人が、それぞれの立場や興味で話し合いに参加します。興味がある人もいればない人もいる、だけど最終的には自分たちで目の前のことをどうするか話し合って決めていきます。
まっくろでは裁判も含めて、ミーティングには必ず書記がいて、ノートに内容を書き留めておきます。ミーティングノートは何がどう決まったか、どう解決したかなど、あらゆることが記録されていてまっくろの歴史がつまっています。これまでのミーティングノートはすべて保管してあり、誰でも見ることができる場所に置かれています。まっくろくろすけに来られる際はぜひ見てみてくださいね。

◆実地研修のご案内◆
(スクールを作りたい方・理解を深めたい方など向け)
これまでのべ229名の方が参加されました。一週間スクールを体験しながら学びを深めるプログラムです。
研修生の方とお話しすることで学ぶこと気づかせてもらうことがたくさんあります。多くの方に来ていただきたいです!ご参加お待ちしております♪

【2025年度開催予定】

①7月14日(月)~17日(木)
②9月1日(月)~4日(木)
③10月20日(月)~23日(木)

上記以外にも個別に日程を組むこともできますので、お気軽にご相談ください。

お申し込み・問い合わせはお気軽にmakkuroinfo@gmail.com寺本まで。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日常

前の記事

こんな人になりたい!New!!