実地研修で何が学べる?~研修1日目その③~
2024年も終わろうとしていますね。
今年最後の研修生の声を紹介していくシリーズです。前々回から引き続き、実地研修を受けてから仙台市にて「AKIU SCHOLÉ 対話する学校」を立ち上げられた伊藤真結さんの研修レポートブログを引用して紹介させていただきます。
裁判を見学した伊藤さん、そこから感じられたこととは…
これまでの裁判記録を見ると,
男の子たちの暴言関係や,繰り返される忘れ物,盗難に関するものがあって,
その一つ一つに向き合ってきた子どもたちの様子が記録されていた。
目の前にでてきた正解のない問題に対して考えるということの難しさに,逃げずに向き合う姿勢が感じられた。
子どもたちに起こるトラブルは,公立の学校とそう変わらないと思う。
違うのは,起きてから。ここからが明らかに違うんじゃないかと思った。
“いじめ”みたいなことだって当然起こる。でも,その度にそのこと自体がオープンにされて,
みんなで向き合う。ここが違うんじゃないかと思う。
そして朝の会と同じくおわりの会があって,そこでも集まるのは必要と思った子だけ。
掃除も,子どもたちでチェックする。
1日中子どもたちの笑ったり叫んだり喧嘩したりする声の絶えないスクールから,
子どもたちが帰った後の静けさが半端なかった。
そんな1日目。
いろいろな観点からレポートしていただき本当にありがとうございます。今回で1日目のレポートは終了で、次回からは2日目の様子をご紹介させていただきます。
当時2019年から時間が経ち、システムややり方が変わっている部分もあります。ぜひ研修や見学にお越しいただいて、スクールを体感していただきたいです。
【実地研修開催のお知らせ】
デモクラティックスクールを1週間体験しながら学ぶことができる研修です。これまでのべ226名の方が参加されました!
◇1月13日(月)~16日(木)定員3名
◇2月17日(月)~20日(木)定員3名
◇3月3日(月)~6日(木)定員3名
上記日程以外でも個別に日程を組むことができます。ご関心のある方はmakkuro.info@gmail.com寺本までお気軽にお問い合わせください。たくさんの方のご参加をお待ちしております!
今年もたくさんブログをご覧いただきありがとうござぃした!みなさま良いお年をお迎えください。