年齢が上がっていくごとに、人として成熟していくのが見える!
今日は地元の学校の先生が新しい先生たちを連れて見学に来てくれました。
市川町に学舎を構えて21年。先生とも長いお付き合いです。
デモクラティックスクールは日本ではまだ認可された小学校・中学校ではなく、市民が自分たちで創るオルタナティブスクールです。
ここに通っている子たちは地元の学校に学籍を置いて、進級や卒業をしています。
地元の学校の先生方はそうやって、まっくろの子どもたちを何人も見守ってくれてきました。
今日も4歳から18歳まで幅広い年齢の子が来ていました。
小さい子たちは思いっきり元気に遊んでる。
年齢が上がるごとに、周りへの配慮や関心も増えていく。
自分の意見を言えるようになる。
「使用中」の札がかかっている部屋にはノックをして、入ってくる。
そうして、大人ともきちんと話せるようになる。
話す態度も成熟していっている…
ここにいると、子どもの年齢ごとに人が成長していくのがよく見える。
そんなことを新しい先生に話してくれました。
このことは子どもたち同士も日々目の当たりにしていることです。
異年齢で過ごすことから生まれる学び合いです。
まっくろくろすけは異年齢の幅が広いのも特徴の一つです。
たとえば…
月曜日の掃除のグループは1番小さい子は5歳、1番大きい子は16歳です。同じ掃除当番の仲間として助け合って進めています。
サポートする大人もボランティアさんの18歳からスタッフの60代まで、幅広いです。ライフステージも自然と感じられる環境でもありますね。
ごちゃまぜだけど、調和している…
そんな面白い空間、たくさんの気づきが自然と生まれる環境ではないでしょうか。