好きなことやめられない?!
まっくろくろすけにも学校では特性があり、集団生活が難しいと言われた子どもも入学してきます。
自分の好きなことをやめて、みんなと一緒に行動するのができない…と言われていた子もいます。
しかし、まっくろくろすけでは基本が自分の好きなことをする時間です。たっぷりあります。
それでも、ミーティングやそうじなど、自分のやっていることをやめて、参加しないとならない時はあります。
最初は嫌がっていた子も、ミーティングの必要性を体験していくと、自分のしていたことをすぐやめて、参加できるようになります。
周りの子達もそれが分かっているので、最初ミーティング来なかったりしても、穏やかに丁寧に説明していきます。「次からは参加してね」と…。
1回でできなくても、次第にできるようになります。
そして、何年かすると、その子が小さい時や入学したての時は協調性がなかったことが信じられないようになったり…。とても真面目な子になることも。
その時、その時に子どもにあった環境、サポートの仕方が必要なのだと思います。それを大人だけが知っているのでなく、子ども同士も身に着けていける…それこそがソーシャルスキルではないでしょうか。
自由教育では、たくさんの人付き合いがあり、それを自分たちで調整していく場面があります。
デモクラティックスクールなら、なおさら自治の部分でもそれがあります。
民主主義を授業でお話、文字で学ぶのではなく、日々の暮らしで体験して、身につけていくところが醍醐味だと思います。