全身ずぶ濡れ!どんな時代になっても!
まっくろくろすけが開校された25年前、
ポータブルゲーム機やスマホゲーム機はありませんでした。
多くの親御さんが「ゲームしてる時間が長すぎるんじゃ…昔だったらゲーム仕放題でもゲームばかりにならなかったんじゃないかと思うんです…」と心配の声を聞きます。
確かにオンラインゲームがより身近になり、ゲームしている時間が増えたかもしれません。
でも変わらないこともたくさんあります。
スクールに来てる子達はリアルで友達となにかしたいというところです。
Wifi が各家庭にあるなら、オンラインゲームでネットの中の人たちと遊ぶだけなら、スクールに来る必要はありません。
スクールでゲームしていると、周りの子と盛り上がったり、時には加熱しすぎてもめたり、いいこともめんどうなこともあります。
でも、そのリアルな付き合いがしたくて来ています。もちろん、こんなふうに解説は子どもたちはしません。
スポーツ、音楽、ままごと…ゲームも他のことと一緒で、人付き合いがついてきます。そして、楽しむこと、頑張ること、うまくなろうとすることでたくさんの力がついていきます。
話は変わりますが、暑い夏はびしょ濡れになって、水遊びするのも25年間変わらず、まっくろの風物詩です。服がはりついて着替えにくかったり、タオルを取りに行くのに床が濡れて拭かないとならなかったり…。それでも、水をかけあって、遊びます。
5歳の子も18歳の子も一緒に、同じように。普段気が合わない子同士も水の前では細かいこと言ってられません。みんなが無邪気に水を掛け合ったり、逃げ回ったりしています。
それって、きっと大人になっても忘れない、とてもいい思い出になるでしょう。
そんなふうに思いっきり季節を感じて、感覚を楽しんだこと、共有した時間…
ゲームばかりと「ばかり」で見えづらくなる部分があると思います。
子どもたちの日常を精度をあげて、見たり感じたりしてみてください。