検事登場!
ルールをお互いに守っていけるように違反した人を訴える「裁判」。
元々はアメリカの法廷物のドラマを真似て提案されました。
当時は検事や弁護士もいたのですが、原告や被告が自分だけで話すので充分だったので、依頼する人がなく、存在そのものがなくなりました。
月日は流れ、、、。
去年の終わり頃に一人の子から再び提案があり、復活しました。
が、やはりあまり頼む人はいません。
しかし、今日は久しぶりに原告が検事を連れてきました。どう検事が活躍するのかな?
原告の子は「昨日一緒に遊んでたときに腹パンチされていやだった」と相手の子を訴えていました。
原告は入学して間もないせいか、うまく言えるか自信がないと、普段から頼りにしている年上の子に検事を依頼していました。検事を引き受けた子は裁判前にその時の状況や原告の希望を詳しく聞いて打ち合わせしていました。
いよいよ準備が終わり、裁判の部屋に呼ばれて入ってきました。
被告の子は遊んだのは覚えてるが、パンチしたのは覚えてないとのこと。
原告は証人を用意していて、事実を証明しました。
その後の話し合いでは原告の言ったことで被告が理解できないことを検事がわかりやすく言い直したり、補足したりしていました。
判決が出て、裁判長がこれで終わっていいか、最後に言いたいことはないかと聞くと、検事が3つのことを確認していました。
被告が嫌だったことをわかってくれたか?
被告に悪いことをしたと思っているのか?
これからは気をつけようと思っているのか?
被告の子の再度の発言に原告の子も安心したようでした。被告の子も原告の求めていたポイントがわかりやすくなったのではないでしょうか?
他の人の発言を理解すること、自分の言葉で言ってみること、必要性の中からチャレンジが生まれています。