卒業と単に辞めるって、どう違うの?
デモクラティックスクールまっくろくろすけの卒業は公的に高校卒業資格となるとかではありません。
習い事なら、たんに辞めるだけです。
それなのに、どうしてわざわざ「卒業を考える会」を開いて、自分が卒業生としてふさわしいかをみんなに判断してもらって、卒業生となる道を選ぶのでしょう?
OBOGよりの卒業生へのお祝いの言葉には、そんな問いへの答えも隠れているのかもしれません…
以下、12代卒業生のHさんより15代卒業生のAさんへのお祝いの言葉の一部をご紹介します。
まずは、ご卒業おめでとうございます。
Aさんが15代卒業生になることをとても嬉しく思います。
…Aさんがが9歳から13歳までの4年間、私はメンバーとして一緒に過ごすことが出来ました。
Aさんは小さい頃から凄くしっかりしていたし、自分の意見をはっきり言えるいい子だったね。
当時の私も「ははあ、これはとんでもない奴が入ってきたぞ、きっと大きくなったらまっくろを纏めて頑張ってくれるんだろうなあ」と思ったのを覚えています。
そんな私の期待通りに、いや、それ以上にまっくろで充実した日々を送り、活躍してくれたことを嬉しく思います。
まっくろでは、卒業生になるような子でなくても、まっくろで過ごして数年経てば多くのメンバーが「人に迷惑をかけない」ということができるようになります。
では、それにプラスアルファとして、どういう人が卒業生に相応しいのか?
これは私なりの答えですが、それは「うごく側の人間」になることだと思います。それも、「今いる、あるいは今後入るメンバーのために、うごく人になる」ことです。
それには多種多様な形があると思います。
まっくろのミーティングに積極的に参加するのもいいですし、みんなが過ごしやすいようにシステムを改善するだとか、
日常的なことなら、ちょっとした雑用を引き受けるとか、新しく入学する子が溶け込めるようにサポートするのもいいでしょう。
他にAさんがやってきた「動く」でいえば、講演会に出てまっくろの宣伝をするとか、SNSを通じてまっくろの情報を発信する、でしょうか。
こうまとめてしまえば簡単に聞こえるかもしれませんが、……
To be continued (次のブログをお楽しみに!!)
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