言葉づかい
今週は加古川市会議員落合さんが新しい議員2名と視察に来てくださいました。たくさんの議員に多様な学びを知っていただき、応援してもらえるようになることを期待します。
若い議員の方が「会社に勤めていたとき、新入社員が仕事での文章言葉とかを知らないのに驚いた。友達への話し言葉みたいな書類を作ってきたことがある。そういったことはここでは教えないのですか」と質問されました。
これは、他の方がされない面白い質問でした。
直接そういうことを大人が教えるということはないけれども、総会といって保護者も参加する機会はそういったことに気を配る機会になっている。
普段のミーティングは共に学校生活を送る仲間だから、楽しく小さい子も飽きないように面白くくだけて、時にはブラックユーモアを交えながら話す子もいる。
以前総会の司会の子がそういったスタイルでしたら、後日談保護者から苦情がきた。それを受け、みんなでどんな言葉遣いが会議のときいいのかということについて話し合ったことなど紹介しました。
今回の子ども代表も保護者にも送る総会関係のメールについて話し合っていました。メール係に初めてなった子に以前担当したことがある子がアドバイスました。
それを受けて、代表みんなで意見交換会しました。「!」「…」とか使わない方がいい、仕事や正式なお知らせとかには使わないらしい。あまり普段合わない人に「!」を使うと、怒ってるかきつく注意してるように感じる人もいるらしいからなど、お互いに知っていることをシェアしました。担当スタッフも自分が気をつけている点を紹介しました。
他にも保護者に草刈りの応援など協力のお願いメールを送るときも教えあっています。ですます調にしたり、単に手伝ってくれる内容のみ送るのではなく、お礼の言葉を添えることなど気をつけています。
保護者や支援者に子ども自身が連絡することは人生初、他の学校から転校してきた子も経験したことがない子が圧倒的です。
最初は緊張しながら取り組んでいる子もいます。
デモクラティックスクールでの生活の中に様々なシチュエーションがあり、いろんな経験が積み重なっていきます。