主体性について
エデュコレで話をさせてもらったときのことです。
「まっくろくろすけ」の説明に「子どもが中心で学校運営をしている」と事前の資料にありました。
メンバーでこの日説明していた子が「中心より主体のほうが適切な言葉だ」というようなことを言いました。
デモクラティックスクールは子どもたちが集まりたくて来ているところです。自分たちが集まるために必要なことを当事者・主体として決めていきます。
子どもたちが主体で決め、運営していく中で雇われている大人たちは頼まれたことを担当しています。ボランティア(無償)の人も同じです。担当したことで大人が判断してやっている部分もあります。この範囲は担当の裁量でしていい、ここを超えたら全体にはかるなど、これはメンバーも何か担当したとき同じです。
行事の担当になったり、係になったりすると、自分の裁量で自由にできることがどこまでか、なにまでかとかを実際に考える場面に出くわします。コミュニティならではのことではないでしょうか?
私が子どものときはあまり経験がなかったり、意識していなかったりした貴重な体験だと思います。
主体性の話はまた次回に書こうと思います。